①肩甲骨まわりのストレッチ
硬くなった背中の筋肉をほぐすことが目的です。
親:あぐらをかいた状態で、両手で子供の左手首をつかみ、体重を後ろにかけて腕をひっぱります。終わったら反対側の腕も同じように伸ばしてください。
子供:親に向かい合って座り、両足の裏を親の両膝に当てます。背中を丸めながら後ろに倒れ、振り返るような格好でひっぱられている腕と同じ方向へ首を後ろに向けます。使っていない腕には力を入れなくて構いません。
②腕とお腹のストレッチ
全身をひっぱり上げることでお腹と背中の筋肉を伸ばします。
親:前傾姿勢になって子供の両手首をつかみ、腰に子供のお尻を乗せてそのまま持ち上げます。10~30秒ほどしたら、子供の腕をひっぱりながらゆっくりと降ろしていきます。このとき、あまり急に落とさないよう気をつけてください。
子供:両腕を上に伸ばして手のひらを天井に向けます。
③体側のストレッチ
身体の左右のバランスを整えます。
親:子供の右脇に立って両手首をつかみ、斜め上へとひっぱります。大体10~30秒程度が目安です。終わったら反対側も伸ばします。
子供:腰を床につけて横座りになり、右手で左手首をつかみます。このとき、右斜め上へと腕を伸ばします。終わったら手を組み替え、方向を逆にして同じように伸ばします。
④肩甲骨と体幹のストレッチ
体幹のバランスを良くすることで身長アップにつなげます。
親:子供の身体をひねるように、左腕を右手で、右腕を左手で上から掴みます。足は子供の左足に当てて、ひねったとき動かないように固定してあげましょう。
子供:右足を前に踏み出して上体をひねります。首を左に向けることでさらにひねることができます。膝は伸ばさず、爪先は正面に向けましょう。
⑤内腿のストレッチ
左右の骨盤のゆがみを調整します。
親:子供の足首を持って、扇を広げるように横へ広げます。このとき反対側の足は真っ直ぐ動かないように固定しておきます。片方の足が終わったら反対側も行います。
子供:内腿が伸びていくのを感じながら、痛くなるまで親に伸ばしてもらいます。
⑥ふくらはぎのストレッチ
足の筋肉を伸ばすことで身長アップにつなげます。
親:子供の足を持ち上げて、膝が曲がらないようにつま先を軽く押していきます。子供が痛がったら控えめにしてください。
子供:床に仰向けに寝て上げた足のかかとを親の膝に乗せます。
ストレッチって言ってしまえばサプリのようなものですから、誰にでも同じだけ効果が出ると保証はできません。でも自分自身がきちんと背を伸ばすための努力をしているって意識するのはとても大事なことですよね。
のび太もストレッチ直後劇的に背が伸びたわけではないのですが、野球の後に私と二人でストレッチをするようになってから、以前より身体が軽く、柔らかくなったと感じているようです。野球にも勉強にも前より集中できるようになったみたいなので、今後身長にも良い影響が出てくることを期待しています。